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zoom RSS テーマ「動植物」のブログ記事

みんなの「動植物」ブログ


地場の花々

2008/12/02 11:46
 春先の荒川土手では、その気になれば色とりどりの花々が見つかります。されど不肖作者は草花に対する造詣が深くないため、撮りだめした写真なども特になく、いざ、スミレだ、ハルジオンだ、と始めるとこれがなかなか。小説文中ではとりあえず、花束に使えそうな花となるとこんな感じ、というのを想像で入れ込んでみました。(^^;

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 オオジシバリと音だけで聞くと、「はて、どういう意味?」となると思いますが、「大地(おおじ)縛り」と字で書いて、この写真を見ると、「あぁ、なるほど!」ではないかと。ツルのような茎を盛んに出して広がるんだそうで、その名の通り逞しい植物な訳です。(そのパワーゆえ、茎や葉を傷つけると出てくる白い汁は胃腸の薬になると云われます。)



四月六日の巻」〜霹靂、残響 より

(千歳)「じゃ、南実さんこれ」
(南実)「千兄さん...」
 ガーベラ、スプレーマム、ミスカンサスといったところは市販品だが、それにさりげなく地場のスミレとオオジシバリが交ぜてあるところが憎い。
 舞台袖で、花束贈呈の様子を眺めていたシスターズは、
(小梅)「あれぇ、櫻さんに渡すんじゃ?」
(初音)「そういうことなら、コマツヨイグサにするんだった?」
(小梅)「ってまだ咲いてないし」
 てな具合。少々面食らうも、ミッションを果たし、それが好い形で完結したことが何より嬉しかった。
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春のヨシ

2008/11/22 18:22
 4月の第一日曜日は桜舞い散る折りながら、ヨシの方は遅い春の只中といった感じ。パッと見た限り、このように白々としてますが、根元にはわずかながらも新しい息吹がチラホラ。盛夏に向け、着実にエネルギーを蓄えている、そんな印象を受けました。

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 ペットボトルや袋が紛れていると、生育の妨げになる可能性はありますが、下の写真(こっちは秋のヨシ)のように、食品トレイくらいなら突き抜くのはお手の物のようです。(だからと言って、実験したりはなさらぬよう。…ヨシアシを弁える、とはこういうことを言います。)(^^;

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四月六日の巻」〜全員集合 より

 自然の営みというのは、時に象徴的な光景を作り出す。その若い二人の目の前には、枯れたヨシ、その根元から出てきた緑のヨシの芽。
(六月)「ペットボトルがこのままじゃ育たないよね」
(小梅)「どうだろ、自力でどかしちゃう気もするけど」
 人の関与は最低限で、とは言ってもやはり放っておけない。
(六月)「せっかく出てきたんだ。どっちも助ける。」
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荒川土手と七草

2008/06/30 22:18
 春の七草の名前は言えても、その実物、ましてや自生した中から識別するのは至難。長年の経験と勘がないと難しいでしょうね。

 荒川の土手では、ナズナ、ハハコグサ(ゴギョウ)、ハコベはポピュラーなようです。セリは足立区の本木界隈では名産品だったそうですし、スズナはカブ、スズシロはダイコンのそれぞれ異名ですから、流域の農家から調達することも可能でしょう。残るはホトケノザ(またの名をコオニタビラコ)です。4〜5月に紅色の花をつけるホトケノザ(同名)という植物があるそうで、それは荒川沿いも含め、広く見られるものの、肝心の七草の方については... (詳細不明です)(v_v)

 小説設定と同じ1月6日、土手をしかと観察してみたら、冬場であってもいろいろな草が生えていることがわかり、ついつい道草状態に。(道草を食うとは言うものの、その場で本当に食してしまってはシャレになりませんから、見るだけです。) 名前がわかれば、植生調査になる訳ですが、作者的にはゴミを調べるので精一杯なのでした。(^^;

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 今はこのように便利なセットも売られています。土手で調達できれば安上がりですが、はてさて...(探す手間や食あたりになるリスクを考えれば安い?) →参考情報:調理例「荒川で野草を見つけて七草がゆに

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一月の巻」〜CとSのR より

...干潟詣でに行くつもりではあったが、途中で「道草」状態。
 「ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ...」
 いずれは喰うことになるのだが、今日のところは同じ道草でも捜索・採集どまり。荒川の河川敷においては限定的ではあるが、先生にかかればこの通り、三種は見つかることになる。そう、明日は七草である。




☆おかげ様を持ちまして、今回の記事で通算100本目となりました。引き続きご笑覧ご高覧いただければ幸いです。(^^)
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ゴミが動物を襲う

2008/02/17 13:07
 漂流・漂着ゴミは動物愛護という観点からも問題視されます。(小説文中ではその一例(→参考情報)を紹介) ヒトの場合、食べ物と間違えて、ということはまずないと思いますが、

 ・瀬戸内海:海苔養殖網にカキ養殖用パイプが絡まる
 ・東シナ海:チリメンジャコ網に微小プラスチックの混入
 ・八代海:養殖海苔に微小プラスチック(発泡スチロール破片)混入
 ・対馬:漂流漁網による海藻(ひじき)へのダメージ、アオサノリへの微小ごみ混入
 ・屋久島沖:キビナゴにフィルム状プラスチック混入


 といった事例があり、食卓を脅かす可能性が指摘されています。人間とて例外ではない訳です。(写真は、八代海南部(鹿児島県出水市)で採取された微細ゴミの例)

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 だからと言って、当地の海産物を敬遠するのは考え物。むしろ買い求めることで応援したいものです。収益がなければ、現地での対策がとれなくなり、ひいては日本の食全体にも影響するからです。漂流・漂着ゴミについては、より遡った予防策が必要、というのはこうしたことからも言えると思います。(特にプラスチック製品の設計・開発レベルに遡る発生抑制策)



十月の巻」〜開会! より

 お次は先生の弟子の出番である。業平にフリップを預けると、南実がマイクを握る。
 「先生の前でやりにくいんですけど、他の生き物が困っている様子をここで少々お話させていただきます」
 研究員らしい粛々としたトークとともに、淡々とフリップが繰られていく。レジ袋を誤食して窒息してしまったウミガメ、釣り糸に絡まって息絶えたペリカン、漁網が首に絡み付いて流血しているオットセイ、海面に漂流するプラスチック製品をついばむ海鳥、その海鳥の砂嚢(さのう)の拡大写真には、レジンペレットなどの砕片が... さらに、プラスチック系の袋ゴミなどが詰まったイルカの消化器の解剖写真がそれに続く。大人が見ても刺激的な画は子どもにとってはよりショッキングだろう。文花と櫻を除いては、higata@メンバーも初めて見る動物被害実態の数々。参加者の中には、目をそらす者もいたが、しかと心には刻まれたようだ。
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巡視船紀行(2)

2008/01/26 18:41
 九月の巻(おまけ)「巡視船紀行」での設定等紹介、その二です。



 JR総武線鉄橋

 タイミングが良ければ、ちょっとしたトレインビューが楽しめます。小説文中では、11:03東京発(始発は池袋)の成田エクスプレス17号が通過した、という設定です。



...時刻は十一時過ぎ。そろそろ折り返し地点である。

 「では、ここ平井大橋で引き返します。どっかの学者先生が発音すると、白井大橋... いや失敬。今日先生いらっしゃらないから、つい口が。」
 「こらぁ、真面目にやれぇ!」 笑っていた余勢に乗って、長女が野次を飛ばす。憎まれ口ではないことは誰が聞いても明らか。ほのぼのしたワンシーンである。

 「あっ、今度は成田エクスプレスだっ」
 巡視船が総武線鉄橋と並行する位置合いになった時、下りの空港行き特急が音を立てて走り抜けて行った。少年は感無量である。




 ヒヌマイトトンボ

 京成押上線の八広側に生息している絶滅危惧種です。京成線の橋梁を架け替える際には、このトンボに配慮しながら、と謳われていますが、実際はどうだったんでしょうね。(→参考情報

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...櫻は一人で「やしろぉ、しきふねぇ」と悪ノリ中。何かと話題のその先生の新弟子さんも同じようなことを思いついている。
(南実)「先生きっと、ヒヌマって発音できないかも」
 課長の話では、八広付近に生息する絶滅危惧種「ヒヌマイトトンボ」に配慮しながら慎重に、京成押上線の架橋工事は行われたんだそうな。
(文花)「そのトンボの話、先生の著書にも出てたわね。南実ちゃん、覚えてる?」
(南実)「発見されると、どんな大がかりな工事も止めざるを得なくなる、とか」



 隅田水門の外来植物

 水門に向かって左岸にはオオブタクサ、右岸にはアレチウリが目に付きます。いずれも在来の植物を脅かす特定外来植物。これは船からではなく、水門側から荒川を見た構図で撮った写真です。(→参考地図 *隅田水門は堀切駅の近くにあります

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 船は北上を続ける。上流に向かって左側の景色が移ろっていく。鐘ヶ淵を過ぎると、
(櫻)「あら、隅田水門ですって」
(千歳)「水門の両脇、何だか草茫々(ぼうぼう)だねぇ」
(櫻)「自分の名前のとこは... フフ」
(千歳)「草刈り機、先生から借りるかな」
 水門左岸はオオブタクサ、右岸はアレチウリ。いずれも外来植物で、その繁茂ぶりは目を覆うばかり。ここで課長が問題提起を入れる。
 「まぁ、自然てのはどこまで放っておいていいのか、逆にどこまで手を入れたらいいのか、悩ましい限りです。小職はどちらかと言うと放任主義ですが。」
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ハクレン(推定)の遺骸

2008/01/03 20:16
 この日、50cm級の魚の遺骸に出くわしました。おそらくはハクレン(大陸魚)だと思われます。(合掌)

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「九月の巻」〜二人のカウンター より

...京は娘の安全を気にかけ、一緒に干潟に下りる覚悟だったが、思わぬ異臭に足が止まる。「ソウギョっていうか、ハクレンですね。腐乱しちゃって...」 南実は平然としているが、他の女性メンバーはさすがに硬直している。今回は五十糎超の大物。白身が露出していて、ハエがたかっている。「文花さん、ご欠席で良かったぁ」 櫻は一大リスクを回避できたことの方が大きかったようで、ハエもハクレンも眼中になかった。ここへ来て調子が戻って来て、指示を飛ばす。「さて、通路を確保するにはこれ何とかしたいですね。魚馴れしているお二人さん、お願いします!」
 六月の回でソウギョと対面した経験が買われ、千歳と業平が出動。八広は舞恵の前に出て、彼女をかばうようにしているが、ちょっと腰が引けている。その後ろでさらにビビッているのは、先刻まで威勢の良かった冬木である。現場を知ることで、人は謙虚になっていく。これで少しは言うことを聞くようになるだろうか。
 増水で流れ着いたらしい、長めの枝を一つずつ手に取る。二人で魚の頭と尾の方に枝を添え、「せーの」で押し出す。川に還して差し上げよう、ということなのだが、
 「身が崩れそうだ」
 「ここから先はR25指定かな」
 舞恵は規制年齢ではなかったが、八広ともども背を向けている。八広以下、五人の男女は目を伏せる。冬木はビクビクやりながらも「これも取材のため」と薄目で様子を見守る。
 かくして、六月の回の四人がこのハクレンの川送りに立ち会うこととなった。枝で静かに押し出したつもりだったが、思いがけず腐敗が進んでいて、身も骨もバラバラになってしまい、跡形なし。ただ、蛋白源として重宝されただけのことはあって、その肉の厚みは目を見張るものがあった。
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少女 vs カラス

2007/12/20 10:22
 カラスは日常的に河川敷をウロついてますが、バーベキュー場では特にずるがしこそうなのが居て、食べ残しを狙うが如く、とまり木(看板)の上で待機してたりします。この日は、そんなカラスと堂々と渡り合う少女を見かけました。その子は実際に「やい」とか「おい」とかやってたのですが、カラスの方は全く動じず、見下すような有様。カラスの勝手とはよく言ったものです。

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「八月の巻 おまけ」〜咲く・love より

...広場の一角にある水場でひと休みしているカラスが居る。よく見ると、何かの食べ残しを嘴に挟んでいる。片付け係はここにもいるぞ、と言わんばかり。少女が一人その威張ったカラスに向かって「やい」とか「おい」とか、挑発しているから可笑しい。
 「あの子、度胸あるわね」
 「カラスも全く動じないねぇ」
 「小梅嬢はカラスが怖くて干潟に近寄れなかったって前に言ってたけど、それが普通よね。ああいう勇ましい子が増えると、カラス減るかしら?」
 十五時になった。カラスにとってはおやつのつもりだったんだろう。
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アレチウリの脅威

2007/12/17 15:22
 外来魚の繁殖力も脅威ですが、外来植物も引けを取りません。荒川でも多分に漏れず、各種帰化植物、特にこのアレチウリはあちこちで見かけます。(「茫然にして呆然」とでも言いましょうか。)
 w(-_-)w

 セイタカアワダチソウやオオブタクサも曲者ですが、アレチウリ(荒地瓜)は、ツル草なので、余計に厄介です。これに漂着ゴミが絡みついた日にはそりゃあもう、となります。

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八月の巻 おまけ」〜咲く・love より

...ただ傾斜のある護岸が川と陸を隔てるばかりである。その斜めの護岸にちょっとした間隙があると、ヨシならまだしも、セイタカアワダチソウなんかがヒョロヒョロと根を下ろし、草陰を作ったりする。さらにはアレチウリなる厄介な外来植物が陸地にちょっとでも蔓延(はびこ)ってたりすると、それも忽ち護岸に侵入してきて、セイタカと連係した日には、そりゃあもう。人目が届きにくい恰好の一隅を作り出してしまうのである。これは推論だが、不届き者は、そのセイタカを目印に、根元に袋入りのゴミなんかを放置する。高潮になれば、川の水が護岸を洗うなんてのは訳ないことなので、そのゴミ袋も容易(たやす)く流されていく。干潟に生ゴミ入りのレジ袋が漂着するのは、こういう図式によるのではないか、と。
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ウナギの稚魚

2007/11/20 10:50
 荒川下流某所では、このようにウナギ(稚魚)が捕れたりします。深海〜河口〜下流とはるばる遡上して来るとすると... 小さいながらも大したものです。(ウナギにはそれだけの体力があるってことでしょうね。)

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「七月の巻 おまけ」〜学びの場 より

 「じゃ俺はまたひと釣りしてくらぁ」
 「あら、センセ。お昼は?」
 「俺の食事はウナギ。釣るまでは戻って来ねぇから。」
 「ウナギ?」 一同騒然。
 「へへ、土用の丑も近いしさ。ま、稚魚だけどな。」
 本当は網で掬うところなのだが、この辺は掃部流のジョークである。南実はウナギの真相を確かめるつもりか、興味津々で先生を追う。
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名物マハゼ

2007/11/08 10:38
 竿でも釣れますが、網を打っても獲れます。油で揚げればちょっとしたつまみになりますが、お味の程は、はてさて? ボラ、スズキ、テナガエビも荒川下流では立派な食材です。(→参考情報

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七月の巻」〜お天気 夏モード より

 「おっ! 来た来た」
 若者一同「?!」 「マハゼですな。江戸前と言やぁ聞こえもいいけど、俺に釣られるようじゃ雑魚だね。」 大笑いしたいところをこらえている諸兄が約二名。
 「清さん、さわってもいい?」 小梅が手を伸ばす。
 「手乗りハゼだ」
 「何かカワイイ」
 「これ、から揚げにして食べられるって本当ですか?」 櫻が思い出したように呟く。
 「ちゃんと捌いて、サッと揚げればね。美味いよ。」
 今は弥生の手の上にいる。捌かれる話を聞いて驚いたか、ハゼ公が体をくねらせるものだから「ヒーッ」となる。隣で蒼葉は目をパチクリ。少女も同様に目を見開きながら、
 「えー、食べちゃうの?」
 「お嬢さん、それは自然の恵みって言ってね、悪いことじゃあない。し潟が今日みたいに元気になれば、もっと増えるから大丈夫!」
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タイトル 日 時
クロベンケイガニ
クロベンケイガニ  ヨシの根元(泥斜面)にはこんな感じでカニの巣穴が見られます。この時は、赤く変色したクロベンケイガニ(遺骸)を偶然見かけました。(合掌) ...続きを見る

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2007/11/02 12:34
枯れヨシの活用策
枯れヨシの活用策  これだけ打ち寄せられてくると、何らかの有効活用ができないものかと考えてしまいます。ワラや木屑では実験が進んでいるようですが、ヨシから燃料というのも不可能ではない?(そもそもそこまでしてエネルギーが必要なのか、という話ではありますが。) ...続きを見る

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2007/10/26 10:25
ネズミホソムギ
ネズミホソムギ  江戸川ではおなじみ(→参考情報)ですが、荒川でも例外ではありません。干潟近くの細道でも、イネ科と思しき穂が見られました。 ...続きを見る

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2007/10/23 11:18
川魚の窒息
 水中に適度な酸素が溶け込んでいないと、川に棲む魚は窒息してしまいます。水量は多くても少なくてもいけないようです。(→参考情報 *上から3つめ) ...続きを見る

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2007/10/20 15:23

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