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zoom RSS テーマ「特定非営利活動法人」のブログ記事

みんなの「特定非営利活動法人」ブログ


議長降壇

2008/11/14 23:53
 特定非営利活動法人の宿命とも言えるのが、総会の開催。総会実務に慣れたスタッフがいれば、当日の式次第などもおそらくバッチリでしょうけど、そうでないとこれがなかなか。設立総会ともなれば、より確実に次第(プログラム)を組む必要がある訳ですが、最初だけに逆にうまく行かなかったりもするものです。(環境教育同様、プログラム=流れ&組み立て、の世界と考えれば、自ずと入念になる?)

 それほど格式張る必要はないと思いますが、審議事項については議長が仕切ることになるので、その区切りとして「登壇」と「降壇」を式次第に盛り込んでおくのはむしろ要諦。議長は議決には参加できないのが一般的なので、壇に上げて「隔離」しておけば、間違えて議決に加わることがなくて済む、という見方もできます。

 ユーモアのある議長さんだと、ステージではなくフラットな場に設けられた長机+パイプイス(=議長席)を去る時でも、自発的に「降壇します」と言って、笑いをとったりもします。(とにかく使えるフレーズであることは確かです。)

*こちらのNPO法人のWebサイトは、あらゆる議事録がきちんと整理&公開されているので、大いに参考にすべきなのですが、式次第までは出ていないので、登壇・降壇シーンは想像するしかありません。(当日はしっかりやっていたんだと思いますが、設立総会議事録を拝見すると、「8.事録署名人選出」(正しくは議事録署名人〜)となっていたりで、あれれ?状態。万全を尽くすのがいかに難しいか、というのがおわかりいただけるかと思います。)



ふたたび、四月の巻」〜新たなカウントダウン より

 「では、理事が承認されたところで、本総会の議案は全て終了、当法人の設立に向け、大きな一歩が踏み出されたことになります。皆様のご協力、感謝申し上げます。」
 満場の拍手を以って、議長は一応降壇。代表、副代表、事務局長の割り振りについては、議決事項ではないため、今この時を以って立席理事会で決める。
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略称は(トクヒ)?

2008/09/04 22:48
 「NGO、NPO、NPO法人」の記事(後段)でも触れましたが、「特定非営利活動法人」の略称がマチマチなのは相変わらず。金融機関では、例えばみずほ銀行の場合、このような略称一覧を例示しているのでまだいいと言えます。(トクヒという略し方には異論が出そうですが。)

 こうした略称を了知せず、何のアレンジもしないまま、法人名義の口座から振り込んだりすると、さぁ大変。受取人の通帳には、「トクテイヒエイリカツドウホウジン・・・」で18字分(濁点は1字分)が並ぶことになり、どこの特定非営利活動法人からの振込だかがわからなくなる可能性が大なのです。これでは不特定非営利・・・になりかねません。(画像は、そんな振込の一例。あまりの長さに、年月日・金額・残高を印字した行の下に振込人名のみが打たれ、こんな感じに。)(^^;

画像


 トクヒ(特非)の事務局で、会計等を担当されていて、この辺の事情に詳しい方ならまず大丈夫でしょうけど、ついついあわてて振り込んだりされている方は、要注意です。



二月の巻 おまけ」〜魔女の箇条書き より

(文花)「そうそう、法人の口座の件なんですけど、ここはやはり入船さんにご相談するのが早道ですかね」
(寿)「法人用ってのは何かとお手間を煩わせたりしますから。当行をご用命いただけるんでしたら喜んで開設等、お手伝い差し上げますが。」
(文花)「よかったぁ。ちなみに法人名は...」
 事務局長は、ここぞの達筆で前半九文字、後半八文字の長々しい名称をボードに記す。
(寿)「あぁ、金融業界ってのは融の字が付く割には融通利かないもんでして、特定非営利活動法人の略称ってまだ用意してないんじゃ... とにかく貴団体名がしっかり表示なり印字なりされるよう合わせて手続きしますよ。」




 おかげ様で、本日9月4日を以って、NPO小説「漂着モノログ」連載開始一周年を迎えました。次週9月9日からはいよいよ「第5章 ふたたび、春」(最終章)に入ります。引き続きのご清読、よろしくお願いします。(^^)
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特定非営利活動の種類

2008/08/15 22:22
 2008年3月で、制定後まる10年が経った「特定非営利活動促進法」。当初、第二条で定められていた「この法律において『特定非営利活動』とは、別表に掲げる活動〜」としては12分野、つまり、

 一 保健、医療又は福祉の増進を図る活動
 二 社会教育の推進を図る活動
 三 まちづくりの推進を図る活動
 四 文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
 五 環境の保全を図る活動
 六 災害救援活動
 七 地域安全活動
 八 人権の擁護又は平和の推進を図る活動
 九 国際協力の活動
 十 男女共同参画社会の形成の促進を図る活動
十一 子どもの健全育成を図る活動
十二 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動

 でしたが、2002年12月の改正で、1つの変更(追記)、5つの追加(新規)がされ、(→参考情報

・・・
 四 学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動 → 学術が加わる
<中略>

十二 情報化社会の発展を図る活動
十三 科学技術の振興を図る活動
十四 経済活動の活性化を図る活動
十五 職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動
十六 消費者の保護を図る活動
十七 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動

 となりました。経済活動の活性化と非営利活動は矛盾めいたものを感じなくはないですが、とにかく今はこの17分野で落ち着いています。

 いずれにしろ、この特定非営利活動分野の中に「交流」を記したものはありません。この点、小説文中でも一つの山場にしてみました。(作者が言いたいことは、作中の人物のやりとりの中に詰め込んであります。)



二月の巻 おまけ」〜蒼氓 より

...お互いのペースなり都合を尊重できているからこそ、顔を出す出さないでどうこう言い合うこともない。それぞれのスタンスで環境貢献する場、というのが共通認識になっている。交流主体ではないのである。

(八広)「事務局長のお話、わかります。定款には例の特定非営利活動の分野を選んで載せますけど、交流ってのは特にない。全分野共通の要素と言えなくもないですが、まずはその特定の活動ありき、そう言いたいんでしょうね。だから、交流を前面に出す必要はないし、割り切るところは割り切っていいと思います。同感ス。」
(文花)「交流交流で気疲れしちゃ、何のための活動だかわからなくなっちゃいますもんね」

 前職での経験からもっと突っ込んだ話をしても良さそうなところだが、櫻としてはこの一言でまずは十分。だが、経験談ということなら、この女性も同じ。再び文花が語り始める。
 「交流好きな人達の中に、さぁこれからって人が入れるか。交流を求めてくる人なら問題はないでしょう。でも、そうじゃない人は? 多分疎外感ていうか、それは違うって思うはず。人付き合いが苦手で、環境分野に入ってくる人もいるのよ。個人的な意見かも知れないけど、一人でもできるのが環境活動。つながれば確かに大きいけど、それは派生的なものじゃないか、ってね。」
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NGO、NPO、NPO法人

2008/02/10 12:52
 今となっては、その定義が渾然となってしまった観がありますが、作者の知るところ、NGO=NPOではなく、NGO<NPO、ただし、重なる部分は大、という見解が多いように感じます。NGOに類似した略称は多々ありますが、それらを整理した文章が載っているのものとしては、「NGOと地球環境ガバナンス」(1999年1月)が挙げられます。(同著者の毛利さんからご寄贈いただきました。) この序章の中に「NGOの定義」を見つけ、1999年当時、よく参照させてもらったものです。

 ・自らの利益を追求しない側面を強調する場合
→「非営利組織」(Non-Profit Organizations:NPO)
 ・国益に縛られない、あるいは政府を補完する役割を強調する場合
→「非政府組織」(Non-Governmental Organizations:NGO)

 そして、上記の二つでは、市民団体ならではの積極的な役割を表しきれないとのことで、
 ・民衆のボランタリー組織(People's Voluntary Organizations:PVO)
 ・コミュニティ組織(Community Based Organizations:CBO)
 ・草の根組織(Grassroots Organizations:GRO)
 などがあるとのこと。

 さらには、民衆組織(People's Organizations:PO)、市民社会組織(Civil Society Based Organizations:CSVO)というのも、その定義とともに紹介されています。

 いずれも、日本においては使い分けがされにくい組織形態なので、NGOとNPOの二つが残ったということなんでしょうかね。

 なお、NPOはNPO法人を含む、より幅広い非営利組織を示すものですが、NPO法人=NPOと読み替えて使われるケースも増えているようです。法人格を持つ、持たないにもその団体の意向なり思いなりが表されるものなので、本来ならしっかりと見極めたいところ。NPO某と書かれた団体名を見た時は、法人か否かのチェックも必要と思われます。

 ちなみに、法人格の略し方は、(特活)(特非)(特定)などがありますが、(NPO)というのが結構出てきているため、このような混沌を招いているんだと思います。((株)のような統一的な略称がないのが泣き所であり、同時にNPOの多様さを示している(?)と言えます。)



九月の巻 おまけ」〜名月あっての名案 より

 法人格の有無を問わず、NPOを標榜する以上は「何とかしたい」という想いは欠かせない。その想いの集合体がO=Organizationを形成することになる。はじめに組織体ありきではない。まして、組織の維持が目的化するようなら本末転倒だろう。想いが共有できなくなったら、解散。それもまたNPOだからこそできる特性である。
 「そっか、Oって組織だもんね。するとNPO法人って言い方、何か変ねぇ」 と文花が少々脱線すると、
 「非営利活動をそのまま訳せば、NPA(Non Profit Action)法人ですかね?」 仕方なく櫻がフォローする。
 「本当は市民活動法人で良かったのにねぇ」
 千歳が薀蓄のような不可思議なことを言ったところで、NPO談議は幕引きとなる。「市民」という表現は意図的に除かれ、代わりに「特定非営利」になった経緯があるそうだが、要は「何を為すべきか」であり「どんな名称か」ではない。それを暗に言いたかったようである。
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