いざ、パックテスト!

 パックテストについては「六月の巻」(おまけ)[→参考記事でも紹介しましたが、今回はその取扱方法について少々。(→参考情報

 手の汚れが付かないよう、まずは手洗い。ピン(ライン)を抜いたら、チューブの空気をよく抜く。抜いた空気の分だけ、調べる対象の液体がうまく吸い込まれるように慎重かつ思い切りよく...などなど。出だしが肝心と言っていいでしょう。試薬の入っていない練習用のチューブもあるので、まずはそれで腕試ししてからの方がいいかも知れませんね。



九月の巻 おまけ」~先生を囲む夕べ より

 すっかり場がほぐれたところで、まずはその油脂成分のCODを調べてみることにした。五本一セットのパックテストを持ってきた文花がまず手本を示す。
 「この後、燈籠も調べるから、ここでは二本ね」
 ピンを抜き、チューブを畳んで空気を抜くと、ミニカップに注ぎ替えておいた油水の中に手際よく突っ込む。野菜を扱う人だけに手先は器用と見た。吸い込み口に油分が詰まりそうだったが、水は何とかチューブに吸い込まれ、化学反応が始まった。
 「ま、五分待てば、わかるでしょう。これと比べてみてね。」
 標準色見本とやらが出てきた。これで白衣でも着用していれば、正しく研究員である。櫻はそんなチーフがちょっと眩しかった。待ってる間にもう一本、ということになり、小梅助手がトライする。
 「あ、石島さん、逆流させないようにね」
 「ウヒョ、結構力要りますネ」
 座談会のはずが、急遽水質調査大会になってしまった。主任と助手に注目が集まる。

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