埋没物調査

 海洋漂着ゴミの調査では、砂浜表面にあるものばかりでなく、砂に埋もれた微細ゴミを調べるケースもあります。この「埋没物調査」の一例としては、

①ステンレス製方形枠(縦横40cm、高さ7cm/写真参照)を用意。
②目印を決め、方形枠を設置。
③枠の表面の漂着物を除去。
④枠の上に体重をかけ、枠全体がほぼ砂に埋もれるまで圧す。
⑤枠内の凹凸を「ならし器」(同写真)で平らに。
⑥表面から5cmの深さまでの枠内の砂全て(8リットル相当)を、ならし器またはチリトリ等を使ってバケツに移す。
⑦別に用意したバケツ等で海水を汲み、砂の入ったバケツに注ぐ。
⑧棒状のものを使ってバケツ内を撹拌。
⑨プラスチック粒などが浮かんできたら、沈んだ砂ができるだけ出ないようにしながら、海水ともどもネット(0.3mm目)に流し込んで捕集。
⑩バケツ水面に浮く微細片がなくなるまで繰り返す。
⑪ネットに捕集されたこの「埋没物」をジッパー付きの袋に入れ、別途調べる。

 といった要領です。小説文中では、方形枠などは使わず、単にスコップで掬ってバケツに入れ、川の水で攪拌したらザルで濾す、そんな想定で書きました。(研究員にしては安直?)

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十月の巻」~そして正午を過ぎ より

...トランクを開けた際、農作業道具を出し忘れていたことに気付く研究員コンビ。粒々を拾うのにスコップが、粒と破片類を分けるのにはザルが、それぞれ役に立ちそうだ。
(南実)「さすが、先輩」
(文花)「もしかして埋没物調査とかやるのに使えるかなって思っただけ...」

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