注射器も漂着?

 その場で捨てられたのか、上流から流れ着いたのか、川辺でも海辺でもこの手の注射器(写真中央)は時々見かけます。糖尿病治療用のインシュリン注射と推定されますが、大量に見つかる場合は不法投棄も考えられます。従来型のシリンジタイプに代わり、一見すると注射器らしくないペン型のものも出ているようなので、その移行が進めばこうした投棄は減る可能性はありますが、どんなゴミでも注意が必要なのは言うまでもありません。(キャップが付いているから大丈夫とは決して言えないのです。薬品や発火物と並ぶ、「クリーンアップ時 要注意品目」の一つです。)

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十月の巻」~ショーの続きと終わり より

 少年のこの転倒は実は大きな意味があった。転んだ際に手をついた目先には、何と注射器が。キャップが付いた状態だったのでまだ良かったが、これで針が露わで、手がそこに伸びていたら... 考えただけでゾッとする。奇しくもケガの功名、いや、転んでも只では済まぬ何とやら、となった次第だが、これには母親も驚きを隠せなかった。それでも、「これは確かにクリーンアップしないといけないですね」と努めて冷静に一言。当人はすっかり恐縮しながら手を拭いている。
 「よく見つけてくれました。どうかこれに懲りず、引き続きよろしくお願いします。」
 萎縮されてしまっては元も子もない。転倒の功をさりげなく伝え、少年を元気づけてみるのであった。こういう時、漂着ゴミというのは有用である。空のペットボトルならいくらでも転がっている。ラベルが剥がれたボトルを手にすると、千歳はその物騒な一本を格納してフタをする。危険ゴミサンプルの出来上がりである。

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