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みんなの「クリーンアップ」ブログ


日本における国際海岸クリーンアップ(ICC)2007年秋のワースト10

2008/07/04 23:45
 近々に、JEAN/クリーンアップ全国事務局のホームページにも掲載される見込みですが、先行して発行された「クリーンアップキャンペーン'07 REPORT」によれば、2007年秋(9〜10月)に全国の海岸(及び河川・湖沼等)で調査された品目別ワースト10は、以下の表のようになります。(国際海岸クリーンアップ=International Coastal Cleanupの様式に基づくまとめです。)

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 荒川をはじめとする河川等での数値を除いた、純粋な「海ゴミ」の数字(概数)を作者の方で算出し、小説文中で引用させてもらいました。どっちにしても、桁が違います。(^^;



一月の巻 おまけ」〜アプローチ、ソリューション より

...お次のスライドはこれまた得意の海ゴミネタである。咳払い一つ、そして、

(南実)「国内各地の海岸での調査結果、最新の概況がこちらになります。川ゴミは除いてありますが、河口部分は含まれます。海辺に漂着するのは、やはり発泡スチロールであり、プラスチックであり、荒川の一会場での結果と重なるものがあります。違いとして大きいのは、タバコの吸殻が多いこと、そして、特に瀬戸内海に面した海岸での話ですが、カキの養殖に使うパイプが多く見つかること、でしょうね。広島では万単位で出てくることもあるそうで、全体でも上位になってます。」

 150ほどの海岸での集計というだけあって、とにかく桁が違う。ワースト上位三品目についてはいずれも五〜六万に上り、十位前後まではとにかく五桁。いつもの干潟でコツコツ調べた結果の合計が四千前後というのを考えると、やはりスケールが大きい。だが、彼らの取り組みも決して小さい訳ではない。川ゴミを含めた総計では、九月と十月の分がこれに加算されることになり、統計の一角を占めることになる。千歳は改めて思う。川ゴミも海ゴミもつながっていて、どこも深刻である、ということを。
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2007年5月から2008年1月にかけての月例調査まとめ

2008/07/02 22:55
 小説上では「仮想干潟」としていますが、リアリティを伴わせるためには、実地調査が欠かせません。これまで小説の進行に合わせて、その月例調査で出てくる漂着ゴミ(実物等)を紹介してきましたが、いかがでしょう? まぁ見ての通りでございます。

*参考→これまでの「漂着ゴミ」(漂着物)の記事一覧

 記事や小説文中の通り、実際に品目ごとの件数(実数またはそれに近い数字)を調べてきた訳ですが、必然的に集計表というものも実在することになります。(一応、各月の巻で出てくる数字をきちんと追いかけると、合計数も一致するようになっています。)

 「一月の巻 おまけ」〜アプローチ、ソリューション の中では、その9回分の結果を発表するシーン(下記)が晴れて出てまいります。今回で101件目の記事ということもありますので、記念にその集計表を"real version"でご紹介することにしました。

 これが荒川下流某所での現実なのです。(お手数ですが、PDFファイルにてご参照ください。)



...プロジェクタ操作は千歳に任せ、早速これまでの経緯と集計結果の話に移る。

 「十月の一斉クリーンアップの時は、クイズ形式で発表したりしましたが、今回はそのままズバリご紹介します。五月から先だっての一月の回まで九回分、あくまで定点調査としての集計です。次点、生活雑貨で91、一例はここに映っている通りです。ワースト十位:配管被覆98、九位:紙パックが100ちょうど...」 配付資料の方には、集計表の抜粋を入れ込んであるが、プロジェクタで映し出す分は、品目ごとに一枚一枚という設定。カウントダウン式にスライドショーが展開され、収集数と写真が大きく投影されていくという仕掛けである。八位:飲料缶/127、七位:袋類/143、六位:タバコの吸殻/146、ここまで順当な感じか。

 「さて、ここからは数が増えてまいります。二百台はなく一気に三百台に突入です。五位は、発泡スチロール破片、といってもある程度の大きさのものを数えました。329です。粉々になってしまったものも勿論あります。メンバーの中には粉雪だぁとか言って、はしゃぐのもいますが、とんでもございません。そのままにはしておけないので、できるだけ回収するようにはしています。さすがに数えてはいませんけど。」 櫻のペースになってきて、会場の反応も上向いてきた。四位:フタ・キャップ/368、三位:飲料用プラボトル(ペットボトル)/438、と数が増すのに応じて、今度はどよめきが起こる。待ってましたとばかりに、発表者は畳み掛ける。

 「ワーストの二位と一位は、正直申し上げて区別がしにくいところなんですが、形状がハッキリしているものは包装・容器とし、それ以外は破片として数えました。お菓子の個別包装、小さい袋については途中から分けましたが、それも足すと全部で1200くらいになります。ちなみに二位は破片の方で534、堂々の一位は包装・容器で569。小型袋は78です。あと、カップめんの容器、食品トレイも別カウントでしたね。とにかくこの手のプラスチック、発泡スチレン関係なんです、特に多いのは。漂流・漂着しやすい、だから拾いやすい、という点ではまだいいと言えますが、それにしても、でしょ?」
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リセットクリーンアップ

2008/02/29 13:59
 キャンペーンとして行うクリーンアップの場合、年に1〜2度というのが一般的。ただし、調査型クリーンアップの本旨からすると、年次でデータを積み上げるだけでは実証性に乏しいという見方もあります。より密に実施し、より精度を高められればベターでしょう。(季節による変化も把握できますし)

 辺り一面を徹底して片付けるのは困難なので、ある一定の範囲に限ってゴミゼロ、つまり大小問わず完全になくなるまで拾い尽くし、その後ひと月ごとに調査する、そんな手法がとられることもあります。これが「リセットクリーンアップ」です。

注)何度もリセットを繰り返してると、ResetのReがどんどん増えていってしまうので、定点調査(モニタリング)と考えた方がわかりやすいかも知れません。

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十月の巻」〜そして正午を過ぎ より

...南実は干潟を見て一言。
 「これでリセット完了ね」
 「エ? リセットって?」 聞き慣れない用語に櫻が素早く反応。
 「調査型クリーンアップの場合、決められたエリアを重点的に片付けて、一定期間を空けては調べ、というのを繰り返す手法があるんです。それがリセットクリーンアップ。今日はその記念日、かな。」
 ここで永代が口を挟む。
 「こうやってリセットされると、ここにゴミを捨てようって、普通なら思わないでしょね... あ、ここは漂着して来るゴミが溜まる場所かぁ。」
 「いえいえ、ここだってわかりませんから。捨てさせないためには片付ける、って、大いにアリでしょう。」
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クリーンアップイベントでの掲示例

2008/02/02 16:47
 一般参加者を募って、公開型行事としてクリーンアップを行う場合は、できるだけ細かい注意事項と大まかなタイムテーブルの2種類を大きく書いて掲示するといいようです。写真は、2006年9月16日、鵠沼海岸での「国際ビーチクリーンアップ」会場で貼り出されたものです。(小説文中では、もうちょっときめ細かいものを用意する設定にしています。)

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九月の巻 おまけ」〜気まぐれ?パンケーキ より

 「ま、あんまりスケジュール固め過ぎちゃっても何だから、あくまで目安ですね」
 当日はコーディネート役だが、タイムキーパーも兼ねる都合上、櫻としては余念がない方が安心なのだが、あえて緩やかに設定した方が身動きがとりやすい、という経験上の判断が働いた。会場設営の案が今日まとまったことを受け、次はタイムテーブルの素案作り。役割分担もそこに盛り込もうというのが櫻の発意である。
 船で配られた流域地図の裏が白紙だったので、そこに線を引き、ワイワイガヤガヤと時間割を埋めていく。参加者数にもよるが、レクチャーをどこまで充実させるか、が論点となる。
 「タイムテーブルと注意事項は、模造紙大にでもして掲げるとわかりやすいでしょうね。その説明は私がするとして、あとは『ゴミと生き物』とか『漂着ゴミの実状と課題』とか、『なぜ』の部分...」
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いつでもゴミ拾い

2008/01/12 17:38
 直近の情報は定かではないため、小説文中での表現とは異なる可能性がありますが、河川事務所の取り組み(ゴミ対策アクションプラン)の中に「いつでもできるゴミ拾い」というのがあります。

 ただし、これはあくまで対症療法(出たゴミを何とかする)なので、並行して「ゴミを出さなくする」手立て(発生源に遡る=ゴミ発生を前提としない商品開発等)も必要なのは言うまでもありません。



九月の巻」〜縁結び より

...おもむろにセミショルダーをガサゴソやっていた初音は、
 「このシールを貼るのだ!」
 取りい出したるは、河川事務所お墨付きのステッカーである。これには母、妹も含め、「おぉ!」である。
 「この間の増水の時、建設省の古看板が流れ着いたんだけど、回収できなくてそのままお流れになっちゃったんスよ。そのお詫びも兼ねて、って。」
 これを貼って所定の場所に出しておけば、「いつでもゴミ拾い」対象物と見なされ、河川事務所で引き取ってくれるんだそうな。これはありがたい!
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クリーンアップ用データカード

2007/09/26 22:55
 世界共通のゴミ調査用データカードに載っている品目は、このページに掲載の通りです。

 荒川におけるクリーンアップは、これとはまた異なる様式が使われていますが、品目を変換し、上記の世界共通データに合算されています。

 この他にも、「海辺の漂着物調査」などで「調べるクリーンアップ」が実践されています。



「四月の巻 おまけ」〜返信 より

 「...クリーンアップ団体でゴミの実数調査してるとこ、ありましたよね?」
 「えぇ、公園とか道路のクリーンアップではあまり聞かないけど、海と川では調べてる団体があるわね」
 「調査用紙って、どんなのか知ってます?」


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