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みんなの「リサイクル」ブログ


東京湾の外湾へ(1)

2008/10/29 22:28
 ふたたび、三月の巻(おまけ)「外湾へ」は久々の小旅行記になります。東京湾の外側へ行って戻ってくるだけ、ではありますが、列車のダイヤ等、実際の設定をいろいろ組み込んでいるため、解説の方も込み入ってきます。文中に出てくる設定等を3回に分けてご紹介します。



 千葉で乗り換えるか否か

 千葉方面に向かう総武線快速列車は、千…千葉 上…上総一ノ宮 空…成田空港 君…君津 佐…佐倉 成…成田 鹿…鹿島神宮 東…成東 といった具合に行先が多様です。千葉から先、佐倉で分かれたり(成田 or 成東)、蘇我で分かれたり(外房 or 内房)というのもあるので、うっかり乗り過ごすと大変(駅間は空き、本数も減りetc.)なことになります。

 多少不便でも千葉で乗り換える、と覚悟を決めれば、乗り違えることはないと思いますが、快速列車は千葉以遠をめざすものが多いので、そうも言ってられません。やはり事前にしっかり調べて、目的地近くまで直通する列車を選ぶに越したことはないでしょう。

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...仕事柄、今回テーマの一つ、工場への同行を希望していた業平のこと、現われないことはあるまい。席はただその人物が来るのを待ち侘びている。
 荒川を越え、江戸川を過ぎ、なおも席は空いたまま。天気が冴えないせいか、口数が少ない初音だったが、おもむろにケータイを取り出すと、
 「メール送ってみましょうか?」
 「そっか、その手があった」
 使い込んでいる訳ではないが、扱えないこともない。ただ余計なやりとりを増やしたくないだけ。そう、業平は誰かさんに譲ったことになっているからだ。櫻も千歳も白々としているが、文花は知らん顔。初音が器用に操作するのを感心しながら見ている。
 八人目の人物は、船橋を発車したところでようやく姿を見せた。
(業平)「いやぁ、一本前の千葉行きに乗っちゃったもんだから。失礼しやした。」
(六月)「君津行きって言ったのに」
(業平)「フライングだったら、まだいいっしょ?」
(六月)「お姉ちゃんに報告しとく」
(業平)「う...」




 ペットボトルのフタ再生

 作者は行ったことはないですが、木更津の再生工場と言えばここしかありません。ホームページを見てわかったつもりになって、ちょっとだけ紹介してみました。(→より詳しい情報

 「エコプロダクツ2008」に出展しても良さそうな気はするのですが、出展者一覧を見る限り、同社の名称は見かけません。社名に東京と付いても、やはり木更津だと遠くて出にくい、ということなんでしょうかね。

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 文花はすでに業平にスーツケースを託し、悠々としている。メンバーは決まった。その四人が向かうのは言わずもがな、前々から話していたペットボトルのフタ(またはキャップ)再生工場である。干潟で集めた分だけなら、ここまで大げさにはならなかったかも知れない。級友らからの協力もあって、この通りスーツケース二つ分にまで増えてしまった、という次第。



 久留里線

 車両にお目にかかることはあっても、なかなか乗る機会がないのがこの久留里線。18きっぷを使って、といった特定の条件が必要な分、実現しにくくなっているようです。小説文中では、18きっぷのちょっとした有効活用法として同線を引用させてもらいました。

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(千歳)「とりあえず、13時38分発(安房鴨川行き)に乗れるように、なんだけど、お昼の時間もとらなきゃいけないし」
(櫻)「駅弁もあるわよ、千歳さん」
(千歳)「そっか、そりゃいいね、でも何処に行くかにもよる...シスターズ、どう?」
(初音)「何か、あれって? クルリって読むんスか?」
(櫻)「ハハ、クルクルくりくり...」
(千歳)「久留里線かぁ。時刻表で調べてみよっか。」
 潮時を読むのが得意なだけに、時刻表も楽勝のようである。ここから先は南実が行程担当。
(南実)「行くだけ行って戻ってくるってんでよければ。そのくるりクルクルまでは行けないけど、手前の駅までね。何があるかはお楽しみ。」
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再生材舗装

2008/10/02 22:51
 歩いていて、その弾力に「おや?」となったら、路盤にご注目。クルマが通らない、また通行量が少ない道路では廃タイヤを砕いたものが配合されていることがあります。再生材料とは言え、ゴムの弾力が残っている、という訳ですね。

 「愛・地球博」でも使われていましたが、どこでどう、というのがわかるハッキリした画像が手持ちの中では見つからなかったため、やや不確かながら近所のそれらしき路盤材を紹介することにします。(2004年はこのように敷き詰められていたものの、今はこの通り。あまり耐久性がない(?)のが再生材料の弱点でしょうか。)

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ふたたび、三月の巻 おまけ」〜色とりどり より

...注意を促すばかりがオレンジの役割ではない。心温まる色彩でもあるのだ。
 「先生、ここの舗装...」
 「また随分とシブイオレンジ色ねぇ」
 「古タイヤを砕いたのが入ってんだって」
 ちょっとした案内板を見つけると、六月は早速伝達する。
 「それはまたよくできたことで。てことは、足に負担がかからないってか。」
 「でも、これって何使って塗装したんだろ?」
 「天然のオレンジじゃないよね」
 クッション性という点で人に優しく、廃材リサイクルという点で環境配慮に適う。だが、塗料は? 有機溶剤を使わないといった対応は可能だが、そこまで万全を尽くすのは難しいだろう。
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古紙パルプ配合率偽装小噺

2008/07/18 23:40
 古紙パルプ配合率の偽装発覚云々(→参考情報から半年が経ちました。事件を機に、大手メーカーの一部では正真正銘の古紙パルプ100%用紙を製造・商品化しようと真摯に取り組んだりしているようですが、半年程度ではまだ成果が出ないようです。逆に、これまで世に出ていた「R100」は幻だった、ということがハッキリしたのはある意味、成果だと思います。(ちなみにこのRマークは自己宣言型です)

 偽装発覚のもとになった年賀ハガキですが、2008年の目玉は何と言っても「カーボンオフセット年賀」でしょう。これも一応「再生紙はがき」ですが、リサイクルとカーボンオフセットは両立しにくい面もある(リサイクル工程でのCO2排出etc.)そうで、それを見越してか古紙パルプ配合率については表示されていませんでした。偽装であってもいいように曖昧にしていたとも言えそうですが、偽装のゴタゴタで余計な二酸化炭素が大量に排出されたのは間違いなく、%表示以前の問題。カーボンオフセットも何もなかった、というのが正直なところでしょう。

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 カーボンオフセット両立ラインというのがあるなら、その配合率を明記するという手はあると思います。通常の再生紙年賀ともども「正しい表示でお正月」と行きたいものですね。来年版が楽しみです。

*小説の下書き中(一月の巻 執筆中)に、この件があったので、しっかり文中に反映させてみました。小ネタ・小噺には打ってつけだったのです。



一月の巻 おまけ」〜距離 より

(櫻)「え? あ、いいのいいの。そのうち神に誓って何とやらって、そんな間柄に... ヤダ、何言ってんだろ。ハ、ハハ」
(千歳)「紙って今、信用ならないからねぇ。誓い空しくってならなきゃいいけど。」
(櫻)「笑えないんですけどぉ」
(千歳)「でも、真面目な話、再生されなかった古紙の行方とか、返品された偽装品の行く末とか、気にならない?」
(櫻)「まぁ、せいぜい紙隠しってとこじゃないスか?」
(千歳)「製紙業界としては、神頼み?」
 ちょっとしたコントで盛り上がることになる。それにしても神に誓ってって? 彼の机上には残り物の卓上カレンダーが未開封のまま置いてある。その紙ケースには[紙]の識別表示と「R100」の再生紙使用マークが並んで印字されている。いろいろな意味で言葉に詰まる千歳であった。
(櫻)「あ、文花さん、お野菜どうでした?」
(文花)「昨日はやっぱ寒かったのね。ちょっと霜焼け気味だったけど、まぁ何とか。それより、紙よ紙。偽装品じゃないのをちゃんと手配してもらわないと。」
(櫻)「それって、季刊誌の? あ、でも千歳さんが言うには、きっとカミ隠しに遭って、入手できないだろうって。」
(千歳)「それ、櫻さんが。偽装発言だ。」
(櫻)「どっちが言っても似たようなもんでしょ。紙一重よ。」
(文花)「たく、この二人は。お寒いこと云ってんのに、アツアツってか。」
(櫻)「あーぁ、こっちが寒くなって来ちゃった。霜焼けしそう...」
 これじゃ仕事になりゃしない。
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バイオプラスチックって?

2007/11/14 23:21
 生分解性プラスチック(BDP)に加え、バイオマスプラスチック(BMP)というのも増えてきました。似て非なるこの2つのプラスチック。「バイオプラスチック」というのは、両者の総称なんだそうです。(詳しくは「日本バイオプラスチック協会」のwebサイトをご参照ください。)

 石油由来のプラスチックに比べて、バイオプラスチックの方が環境負荷はより少ないと言えそうですが、分解するからといって放っておいていい訳ではありません。通常の廃プラリサイクル同様、バイオプラもリサイクルは可能。原料に戻す過程で、石油系とバイオマス系が混ざってしまう可能性がありますが、特に支障はないようです。

 放っておくより、再生へ。再生よりも、抑制へ。そもそもプラスチックはどこまで必要なのか... これを日頃から考えておくと、石油が高騰してもおおあわてしなくて済むのでは?と思います。

(参考情報→「NEW環境展」レポートバイオプラスチック評価レポート例



「七月の巻 おまけ」〜七夕デート より

...「廃プラ回収があるから、まぁ許されますよね」 櫻は二人分の弁当類を手にする。干潟ではおなじみの容器類。使い捨てを助長する側面はあるが、ゴミにするかしないかは、買った人の意識に委ねられてもいる。
 「いわゆる容器包装って、事業者責任がどうこうって言うけど、購入者責任てのもありますよね」
 「売場とは逆の発想で、商品の『戻し場』なんてのを作ったら、ゴミは随分減るでしょうね。用済みの袋とか容器とかを家から持って来て、同じ商品か、類似した商品の棚に返すって。現実的じゃないかも知れないけど。」
 「循環型、ってそういうのを言うんでしょうね。あとは、量に応じてキャッシュバックされるとか。」
 容器の一部に実験的にバイオプラスチックを採り入れ始めたことが紹介されている。漂流・漂着することがあっても、いつかは自然分解し得る、となればクリーンアップする側としては手間が減る訳だが、「やっぱりリサイクルに回すのが筋ですよね」 生分解性プラスチック(BDP)、バイオマスプラスチック(BMP)の別を問わず、リサイクル適性はある。櫻がどこまで了知しているかは不明だが、現場経験を少なからず積んだことで、そういう循環志向然としたものが自ずと身に付いたようだ。
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回収スポットの例

2007/11/11 15:03
 単に回収箱が置いてだけでなく、回収された後、「何にどうやって再生されるか」などの情報が出ていると、より説得力も増しますし、協力しようという意識も高まります。(ただし、大量購入→大量持ち込み、というのは考え物。購入量を抑えるのが3Rの基本でしょう。)

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七月の巻 おまけ」〜七夕デート より

 平面駐車場につながる大きめの出入口に、一大回収スポットはあった。ペットボトルはかなり大きめの函が用意され、食品トレイ、牛乳パックが並ぶ。おまけに「え、自社ブランド(PB)の衣類もOK?」と彼女を唸らせる内容の貼り紙も。店内カウンターへお持ちください、とある。
 「こういう回収ルートがあるなら、この間みたいに衣類が漂着することはないと思うけど」
 「いや、きっと川で洗濯してたら流されちゃった、て」
 「千さん、マイナス1,000点!」
 笑いをこらえているようにも見えるが、咳払い一つ、「紙パックとかペットボトルの再生方法は何となくわかるけど、食品トレイがプラスチック素材に戻せるってのは知らなかったなぁ。トレイはトレイで循環させるだけだと思ってた...」 業平の言う通り、再生後の用途がしっかり掲出してある。荒川漂着ゴミもほんの一部ではあるが、ここに届けられ、再製品化されていることがわかりホッとする。が、しかし、である。そもそも捨てられないよう、漂流させないようにするには、の方が先だろう。
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