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zoom RSS テーマ「環境」のブログ記事

みんなの「環境」ブログ


アカシア紙

2008/10/09 17:13
 古紙パルプから作った紙よりも、資源管理された森林から採ったパルプで作った紙、いわゆる「植林木パルプ」の方が環境配慮につながる、という話を聞きます。

 再生紙の偽装問題が発覚した日、あるディスカウント店では該当品が早々と商品棚から撤去され、またある店では植林木パルプ紙が堂々と店頭に並べられ、と目まぐるしかったのを思い出します。(その時に書いた記事の一部がこちら。) 環境配慮がより確実になるのであれば、この流れは歓迎すべきかも知れませんね。

 植林木の一例としてアカシアが挙げられます。写真は、そのアカシアペーパーを写したものですが、メーカー名などがパッと見でわからず、かえって怪しい印象も。こうした実態もあるようなので、よくよく確かめる必要がありそうです。

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ふたたび、三月の巻 おまけ」〜三月の表白 より

...用紙の白、ハガキの白、宛名ラベルの白、やたら白物とご縁があるのは他でもない。ズバリ、ホワイトデーだから、である。
 櫻ご贔屓の洋風居酒屋にて、ちょっとしたお返しディナーというのを一応セットしてあるので、今の時分はいつもの櫻先輩と隅田クンでいいのだが、さっきから違う意味でホワイト尽くしになっているので、二人とも白々となっている。
 「それにしても、植林木パルプって言っても白色度はそれなり?」
 「原木は? シラカバだったら、天然のままで十分白いと思うけど。」
 「ハハ、残念。アカシアでした。」
 「アカ、かぁ」
 と言っても、赤とか紅とかは無縁。今はひたすら総会向けの資料原稿をチェックしているので、時に補整用の赤が出てくる程度である。
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レジンペレットはどこから?

2008/09/26 23:08
 プラスチック工業連盟が「樹脂ペレット漏出防止マニュアル」を定めたのは、実に15年前の話。取り組みが進んでいれば都市部、少なくとも23区内のプラスチック関係工場(製造・成型・保管等)から露骨にこぼれ落ちることはなくなっているだろう、と思いたいところですが、そのマニュアルが出て13年後の2006年の5月、江戸川区内のそれらしき工場を調べ回っていて、見つけてしまったのがこの現場です。

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 これがそのまま下水道管に流れ込んだとしても、都内の場合は概ね(増水時は不明につき)水再生センター」を経由するはずなので、川に直接ということはないでしょうけど、郊外では道路端→排水→中小河川・・・というのが有り得ます。荒川下流の干潟に漂着するペレットは、おそらく中流域に注ぐ支流から流入したものではないかと思われます。

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 下水処理のフィルターに頼るのは対症療法みたいなものです。この過程で言うなら、できるだけ上の方で抑える、流れ出る前にいかに防ぐか、ですね。



ふたたび、三月の巻」〜昼下がり より

...南実は先生との語らいを楽しんでいる。すでにメールのやりとりは回を重ねていたが、生の対話に勝るものはない。
 「こまっつぁんのさ、粒々レポートも引用させてもらうつもりなんだけどさ、ペレットに関して云えば、その工場とか倉庫とかにまで踏み込まないと、つまり現場を押さえないと、インパクト不足ってことだよな」
 「えぇ、でも最近は工業会の自主規制が進んできたので、露骨には出なくなったようです。ここに流れ着くのは、それこそもっと遡ったところか、運搬途中でこぼれて側溝や下水を通ってきたものか、まぁペレットのまま使われるケースもありますしね。特定しきれないから、悩ましくもあり、逆に研究のし甲斐もあり、ってことなんですが。」
 予防策重視の論点を盛り込んだことで、論文は上々の出来に仕上がった。だが、フィールドでの研究にはなお詰めきれていない点が残る。
記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0


古紙パルプ配合率偽装小噺

2008/07/18 23:40
 古紙パルプ配合率の偽装発覚云々(→参考情報から半年が経ちました。事件を機に、大手メーカーの一部では正真正銘の古紙パルプ100%用紙を製造・商品化しようと真摯に取り組んだりしているようですが、半年程度ではまだ成果が出ないようです。逆に、これまで世に出ていた「R100」は幻だった、ということがハッキリしたのはある意味、成果だと思います。(ちなみにこのRマークは自己宣言型です)

 偽装発覚のもとになった年賀ハガキですが、2008年の目玉は何と言っても「カーボンオフセット年賀」でしょう。これも一応「再生紙はがき」ですが、リサイクルとカーボンオフセットは両立しにくい面もある(リサイクル工程でのCO2排出etc.)そうで、それを見越してか古紙パルプ配合率については表示されていませんでした。偽装であってもいいように曖昧にしていたとも言えそうですが、偽装のゴタゴタで余計な二酸化炭素が大量に排出されたのは間違いなく、%表示以前の問題。カーボンオフセットも何もなかった、というのが正直なところでしょう。

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 カーボンオフセット両立ラインというのがあるなら、その配合率を明記するという手はあると思います。通常の再生紙年賀ともども「正しい表示でお正月」と行きたいものですね。来年版が楽しみです。

*小説の下書き中(一月の巻 執筆中)に、この件があったので、しっかり文中に反映させてみました。小ネタ・小噺には打ってつけだったのです。



一月の巻 おまけ」〜距離 より

(櫻)「え? あ、いいのいいの。そのうち神に誓って何とやらって、そんな間柄に... ヤダ、何言ってんだろ。ハ、ハハ」
(千歳)「紙って今、信用ならないからねぇ。誓い空しくってならなきゃいいけど。」
(櫻)「笑えないんですけどぉ」
(千歳)「でも、真面目な話、再生されなかった古紙の行方とか、返品された偽装品の行く末とか、気にならない?」
(櫻)「まぁ、せいぜい紙隠しってとこじゃないスか?」
(千歳)「製紙業界としては、神頼み?」
 ちょっとしたコントで盛り上がることになる。それにしても神に誓ってって? 彼の机上には残り物の卓上カレンダーが未開封のまま置いてある。その紙ケースには[紙]の識別表示と「R100」の再生紙使用マークが並んで印字されている。いろいろな意味で言葉に詰まる千歳であった。
(櫻)「あ、文花さん、お野菜どうでした?」
(文花)「昨日はやっぱ寒かったのね。ちょっと霜焼け気味だったけど、まぁ何とか。それより、紙よ紙。偽装品じゃないのをちゃんと手配してもらわないと。」
(櫻)「それって、季刊誌の? あ、でも千歳さんが言うには、きっとカミ隠しに遭って、入手できないだろうって。」
(千歳)「それ、櫻さんが。偽装発言だ。」
(櫻)「どっちが言っても似たようなもんでしょ。紙一重よ。」
(文花)「たく、この二人は。お寒いこと云ってんのに、アツアツってか。」
(櫻)「あーぁ、こっちが寒くなって来ちゃった。霜焼けしそう...」
 これじゃ仕事になりゃしない。
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モノづくりの流れと循環(例)

2008/07/06 22:55
 ゴミはゴミ、という発想のままだといつまで経っても後追い状態。ゴミの発生抑制にはなりません。ゴミが出たら何とかしよう...つまり「出口対策」が続くことになります。

 プロセスを明らかにしつつ、どこに遡ってどう減らすか、または、どう循環系を作るか、といった発想もあります。3Rを例にとるなら、リサイクル(再利用)よりもリユース(再使用)、リユースよりもリデュース(減量・抑制・予防etc.)、つまり、より上流で負荷を抑えていくというもの。即ち「入口対策」です。

 出口対策よりも入口対策が上回った時、きっとゴミは減っていくんだと思います。(他の環境問題についても、いかに入口から手を打っていけるかがカギでしょうね。そのためにはやはり、プロセスマネジメント視点が必要と思われます。)

 グリーン購入ネットワーク(GPN)でかつて使われていた資料をアレンジしたものをここに紹介します。これはモノづくりの流れ(プロセス)の一例であり、「出口」>「入口」の重要性を示す概念図でもあります。

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*小説文中では、出口対策にもかからなかったものを漂流・漂着・散乱ゴミの類と考えることにしました。それらを含め、「ではどこで手を打つべきか」というのがこのシーンでの主題になっています。(続きは小説本文にて。)



一月の巻 おまけ」〜アプローチ、ソリューション より

 「ポイントはどこで減らすか、だと思います。お手許の資料、またはスライドをご覧ください。」

 それはモノの流れを一般化したフローチャートである。

(マーケティング→商品企画→)原材料の栽培・採取→調達(輸出入・運搬)→加工・製造→検査・梱包・出荷→物流→販売→購入・使用・消費→ と続く。

 「これらの過程で発生する廃棄物も多々ありますが、世間でゴミと呼ばれるものは、この消費の次に来るものです。で、ここからが運命の岐(わか)れ路。@できるだけ元々の形で使い回すリユース、それがNGならリサイクル、リサイクル材料は、再び原材料のところに戻ると仮定します。そして、A自治体の手による廃棄・焼却・埋立処分。焼却の中にはプラスチックを燃やした熱を発電などに回すことでリサイクルと称するケースも増えてますが、そのリサイクルは@とは別枠と考えます。このAをできるだけ減らす、または@に回す、というのが望ましいんでしょうけど、それどころじゃないのがある訳です。それが、B散乱、漂流、漂着、埋没のゴミ達でしょう。Aの全体量からすれば多くないかも知れませんが、放置しておいていい筈はありません。...」
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E-wasteを出さないために

2008/04/09 22:46
 電子廃棄物が国内で適正処理されず、海を渡り、港に山積みされ、そこから某所へ移され、不適切な再生処理や不法投棄がされ... この一連をE-waste問題と称しますが、各種メディアで取り上げられる機会も増えたため、ご存じの方も多いと思います。

(→参考情報:PSE法関連PC等リサイクル関連家電リサイクル関連

 河川敷などに不法投棄される家電や電子機器も、見方を変えれば立派な資源なのですが、リサイクル業者がこうした投棄品を回収することはないようで、西新井橋下もこの手の廃品がゴロゴロ。E-waste問題を引き起こさないためにも、しっかり回収し、使える材料があればリサイクル(再資源化)がされればいいのですが、河川事務所の手で撤去されるのがせいぜいでしょう。(どのように処分されているのか、詳しくはわかりません。スクラップか埋立か...)

 写真のように、専門のリサイクル工場で分別、再資源化される量が増えれば、資源小国は一転して大国になり得ると思います。(家電リサイクル法に、その辺りの資源戦略が盛り込まれていないのが残念な限り。今春の法改正は、その好機だった筈。) 他のゴミ同様、E-wasteについても、いかに発生源から抑えるかが要になりますが、これは環境問題云々というよりも、自国の資源確保のため!と考え直す方が良さそうですね。

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十一月の巻」〜視野広がる時 より

...「この世にゴミはない」とまでは言い切っていないと思うが、廃品を循環させるのが得意技。今日は清に連れられて、西新井橋の下にブツの物色に来たという訳。

 「どうだ、何とかならねぇか?」
 「こうも泥かぶってちゃあな。洗濯機なんかはバラせばいいから汚れててもどうってことねぇけど、オレっちの領分じゃねぇから...」
 「他の電気製品もだが、よっぽどうまくやらねぇ限り、骨折り損だもんな」
 「中国じゃパソコンやらゲーム機やらの基板をよ、硫酸で溶かして金属取り出してるっていうじゃねぇか。危なっかしくて聞いてらんねぇよ。」
 「それにゃ日本製も含まれてるって聞くぜ」
 「ま、前みてぇに筐体だかボロ布だか、単純で扱いやすいのがいいな。ここに散らばってるのは今日のところは願い下げ。昔はそんなことも言ってらんなかったけどな。ワハハ」
 本業の話となると饒舌になる旭であった。
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発泡スチレンはお早めに

2008/04/06 09:39
 どこからともなく流れ着くのは発泡スチレンの破片や塊。その軽さゆえ、干潟の奥まで入り込んで来ますが、そこに枯れヨシが覆い被さると姿が見えなくなるので厄介です。その枝を取り除くと、そこには劣化して粉々になったスチレン粒が... 早期回収が欠かせない物の一つです。

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 ちなみに、何かとマスコミで取り上げられる対馬では、漁具としての発泡スチレンフロートの漂着が日常的に猛威を振るい、2004年10月10日のクリーンアップ(「島ゴミサミット」フィールドワーク)でも、写真にあるように大量(大漁?)でした。(対馬市豊玉町志多浦にて)

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 2008年1月12日には、こちらの番組でも紹介されましたが、某先生の「環境実験」のネタとして使われた観があり、根本的な解決策(漂流・漂着させないためにどうするか? 代替材料は? etc.)が提示されなかった点、残念な限り。(リモネンは有効かも知れませんが、巨大なフロートを装置に入れる大きさにまず切り分けないといけないこと、海水漬け&汚れ付着の状態ではリモネンを何度も交換せざるを得なくなりそうなこと、などが考えられます。その辺はどうなんでしょ?) 発泡のところ、発砲と表記してしまうあたり、番組制作者の思慮が足りないことを感じます。

 「これを使えばいいのに〜」的なアプローチは、地元や関係者の皆さんのこれまでのご苦労や地道な努力を嘲笑うかのようで不快でした。先生は現場に行かれたんでしょうかね?



十一月の巻」〜視野広がる時 より

...これまで干潟中央に打ち寄せてきたゴミが逆流するのを止めてきた、通称「防流堤」は今や完全に埋没し、その役目に終止符が打たれた。その堤があったらしい場所にはヨシの束が覆いかぶさっている。南実はそこでいつもの作業を励行。束を除けると出るわ出るわ。個別包装関係、吸殻、硬質プラスチック破片、そして粒々。喜々としてスコップで拾っていた研究員だが、思わず息を呑む。「ありゃりゃ、発泡スチレン粒だぁ」 前回拾い損なった発泡スチロール破片がさらに微細化して散々な状態になっているのである。ヨシが絡め取っているからまだいいと言えなくもないが、それにしても...。
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グリーンマップとアイコンシール

2008/03/29 23:43
 作者が実物を目にしたのは2005年8月、愛・地球博「地球市民村」会場で出展していた一つ「グリーンマップ館」においてでした。自分が住んでいる、または通勤・通学している地域にしっかり目を向けることは大切とは言え、その手がかりとなるツールは限られるものです。このグリーンマップ®は、調べる人にとっても、それを見る人にとっても、わかりやすいものであることは確かです。良いところも、そうでないところも、とにかく地域をしっかり見据える、そのための好材料と言えるでしょう。(世界共通の「アイコン」は意匠的によくできているのですが、直感的にわかりにくい面もあります。地域によってはオリジナルアイコンを作ったりもしているようです。)

*参考情報→グリーンマップアイコン(かつてはwebサイトでアイコンの一覧がすぐに参照できたのですが...)

*参考画像:各地のグリーンマップ実例(「みらいグリーンマップ展」にて)/アイコンシール(実物見本) ※小説文中では、主にこの中からセレクトして紹介しています。

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十月の巻 おまけ」〜グリーンマップはブルー より

 小梅はアイコンシールを見ながら、何か考えている。
 「ってことは、そういうのってどのシール貼ればいいの?」
 「今も残ってれば、[アートスポット]かもね」
 千歳がとぼけたことを言うので、櫻はあわてて訂正する。シールは貼り直しが利かない。ここは確実に行きたい。
 「ま、ひとまず[歴史あり]ってとこじゃない?」
 「オイラ的には[悲しい場所]かも。親しまれてたのに解体されちゃったんでしょ?」
 六月は時々ジーンと来ることを言う。姉の影響なのかも知れないが、そのセンスは独特である。白地図の下の方、隅田川沿いに「涙する目」シールがこうして貼られることになる。
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自転車タクシー

2008/03/13 18:30
 ちょっとした環境イベントでの出番も増えたようですし、国内各地での展開もそこそこ見受けられる自転車タクシー(→参考情報。これが最初に走ったのは表参道だったと記憶しています。

 エリアとしては表参道もまだ含まれているとは思うのですが、最近ではどちらかと言うと六本木でよく見かけます。街路が整っていて、なだらかな坂道があって、街の感度が高い場所に向いている(ニーズがある)ということなんでしょうけど、ワンコインバス(区営等)がルートを拡張すると、客を奪われる可能性はあります。表参道では去る2/29から「ハチ公バス」(神宮前・千駄ヶ谷ルート)が新たに通るようになったため、自転車タクシーは益々分が悪くなりそう。見かけたら縁起モノかも知れません。

*参考画像:表参道(2002年10月)と六本木(2003年12月)にて。

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十月の巻 おまけ」〜千秋一日 より

 神宮前交差点までは下り坂なので楽なのだが、そこから先は緩やかな上り。
 「自転車タクシーに乗れば楽なんでしょうけど...」
 「この辺じゃ最近見かけないねぇ。六本木ヒルズ周辺にシフトしちゃったとか。」
 「まぁ、徒歩が何よりもエコよ、ね?」
 とか言いながら、彼氏の腕につかまっちゃう彼女である。ただでさえスローな千歳は、これでさらに歩速が鈍くなる。だが櫻はちゃんと歩調を合わせている。合わせるってのはこのことだったか?
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水溶性紙燈籠 続報

2008/02/04 09:54
 前回の記事「水溶性紙燈籠」の続報です。2005年8月に出た下記の記事を受け、現物を入手し、然るべき筋で検査してもらった結果、灯篭一つにつき重量換算でCOD(化学的酸素要求量)=12g、BOD(生化学的〜)=6.4g、という値が得られました。溶かしてしまえばいい、という訳ではないことがわかります。(今ではしっかり回収されていると思います。)

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着色片もチラホラ(溶かした直後)

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しばらく置いておくと、このようにゲル状の物質になります

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パックテストで試してみたら、濃い色になりました。強いアルカリ性ということになります。(やはり川には負荷が...)



九月の巻 おまけ」〜comeon/ より

 そんな折り、軽やかとはいかないが、溌剌とした足音が近づいてきた。
 「あら、センセ。お早いお着きで。」
 「おぅ、矢ノ倉女史に、千住の櫻さん。今日も華があって結構結構。何か落ち着かなくってさ。」
 早速、紙燈籠の分析結果から。
 「エーッ、あの灯篭一つで、CODが十二グラム、BODが六グラムちょっと、ですって」
 「まぁ、何だかそれなりに負荷がかかってるって話だな。実験でドロドロにされちゃったから、今はこのザマ...」
 手にしたのは二重三重にパッキングされた透明袋。ゲル状の怪しげな物体がへばりついている。
 「これじゃあんまり供養にならない、かも知れませんね」
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いざ、パックテスト!

2008/01/14 15:14
 パックテストについては「六月の巻」(おまけ)[→参考記事でも紹介しましたが、今回はその取扱方法について少々。(→参考情報

 手の汚れが付かないよう、まずは手洗い。ピン(ライン)を抜いたら、チューブの空気をよく抜く。抜いた空気の分だけ、調べる対象の液体がうまく吸い込まれるように慎重かつ思い切りよく...などなど。出だしが肝心と言っていいでしょう。試薬の入っていない練習用のチューブもあるので、まずはそれで腕試ししてからの方がいいかも知れませんね。



九月の巻 おまけ」〜先生を囲む夕べ より

 すっかり場がほぐれたところで、まずはその油脂成分のCODを調べてみることにした。五本一セットのパックテストを持ってきた文花がまず手本を示す。
 「この後、燈籠も調べるから、ここでは二本ね」
 ピンを抜き、チューブを畳んで空気を抜くと、ミニカップに注ぎ替えておいた油水の中に手際よく突っ込む。野菜を扱う人だけに手先は器用と見た。吸い込み口に油分が詰まりそうだったが、水は何とかチューブに吸い込まれ、化学反応が始まった。
 「ま、五分待てば、わかるでしょう。これと比べてみてね。」
 標準色見本とやらが出てきた。これで白衣でも着用していれば、正しく研究員である。櫻はそんなチーフがちょっと眩しかった。待ってる間にもう一本、ということになり、小梅助手がトライする。
 「あ、石島さん、逆流させないようにね」
 「ウヒョ、結構力要りますネ」
 座談会のはずが、急遽水質調査大会になってしまった。主任と助手に注目が集まる。
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タイトル 日 時
海ゴミ―拡大する地球環境汚染
海ゴミ―拡大する地球環境汚染  「漂着モノログ」では、川ゴミを主に扱っていますが、その向かう先は海ゴミです。2007年はその「海ゴミ」が多く取り上げられた一年だったように思います。街〜川〜海... 漂流・漂着は実は連鎖しています。そんな実態を知っていただくのに最適な一冊がこれ。(→詳細) ...続きを見る

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2007/12/12 22:29
水溶性紙燈籠
水溶性紙燈籠  2006年8月、荒川下流ではちょっとした話題になりました。流した後で回収することになっているものの、時には漂流・漂着することもあるようで... ...続きを見る

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2007/12/02 12:47
打ち水の効能
打ち水の効能  「打ち水大作戦」は、2007年で5年目。局地的・一時的には効果はありますが、温暖化抑止という点ではより根本的な対策が必要だとは思います。「やらないよりは...」でしょうかね。 ...続きを見る

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2007/11/24 10:41
バイオプラスチックって?
 生分解性プラスチック(BDP)に加え、バイオマスプラスチック(BMP)というのも増えてきました。似て非なるこの2つのプラスチック。「バイオプラスチック」というのは、両者の総称なんだそうです。(詳しくは「日本バイオプラスチック協会」のwebサイトをご参照ください。) ...続きを見る

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2007/11/14 23:21
飲料容器の店頭回収
 かつて都内ファストフード店などで、使い捨て飲料容器の専用回収筒が設置され、店頭回収の有効性を検証する実験が行われた時期がありました。(当時の情報を探ろうといろいろ調べてみましたが、見当たりませんでした。結局のところ、あまりうまくいかなかった、ということでしょうかね。) ...続きを見る

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2007/11/11 14:52
キャンドルナイト
キャンドルナイト  夏至の夜は一斉消灯して「キャンドルナイト」、というのが定着してきた観があります。(テーマは「スローな夜を」ですが、キャンドルナイトが盛り上がりを見せるほど、このイベントを取り仕切る事務方はスローではいられなくなる、そんな話もあるようです。) 日頃から、ちょっとでも消灯時間を長くすればこのイベントの趣旨には適う訳ですが、皆で一斉に、てのがいいんでしょうね。 ...続きを見る

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2007/10/29 10:15
パックテストでCODを測る
パックテストでCODを測る  実際に青色に変化することはありませんが、もしかして?ということも... pHやアンモニアのパックテスト(→参考情報)では、きれいな青色が出ることがありますが、色の美しさと水の清澄さは相関しません。ここでの青は水にとっては好ましくないのです。 ...続きを見る

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2007/10/26 10:50
川魚の窒息
 水中に適度な酸素が溶け込んでいないと、川に棲む魚は窒息してしまいます。水量は多くても少なくてもいけないようです。(→参考情報 *上から3つめ) ...続きを見る

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2007/10/20 15:23
黄砂と五月晴れ
 黄砂の猛威は韓国ではより深刻なようです。 ...続きを見る

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2007/10/17 14:49
クリーンアップ用データカード
 世界共通のゴミ調査用データカードに載っている品目は、このページに掲載の通りです。 ...続きを見る

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2007/09/26 22:55
NPO小説「漂着モノログ」
NPO小説「漂着モノログ」 →小説サイトはこちらをご覧ください。 (2007年9月4日連載開始/毎週火曜日掲載) ...続きを見る

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2007/09/24 00:01

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