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みんなの「グリーンマップ」ブログ


高輪四丁目アップダウン

2008/06/03 23:45
 時は六月、されど小説の連載の方はと言うと、やっとこさクリスマスシーズンに入ったところです。(^^; 「十二月の巻 おまけ」〜それぞれのHolidayでは、実在する場所等を随所に盛り込んだため、解説も細々してきます。3回に分けてご紹介します。



 12/24のユニセフハウス

 ユニセフの主力商品と言えばクリスマスカードですが、その売り上げ(=国際貢献)が大いに期待され得る12月24日、当ユニセフハウスは「日曜・祝祭日・上記以外の土曜日等々」の休館日に2007年は見事に当たってしまいました。こういう日は祝祭日であっても開館すべきではないかと思ったりします。

 12月8日に訪れた時は、多くの職員が手持ちぶさたでウロウロ。協会は財団法人なので、どの職員もそれなりの処遇だと考えると、この状況は看過できません。仮に有閑職員がいるのであれば、その分を減らして、UNICEFの本分を果たすのが先ではないかと思う訳です。この建物もそれなりにコストがかかってそうですし... 感覚のズレのようなものを感じざるを得ませんでした。(かく言う作者は、かれこれ十何年ほど、某銀行の預金利息を自動払いでユニセフに寄付しています。)

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...上がりきって左に行くとユニセフハウスが見えてくる。
 「あら、やってるかと思ったら、お休みなんだ。クリスマスカード買いに来るお客さんとか少なくないと思うんだけど。」
 「ある意味、書き入れ時なのにね」
 「ま、当センターも休みだから人のこと言えないけど」
 子どもたちのためにサンタ役を買って出るスタッフもいるから休館なんだろう、とか勝手な推量をしながら、御殿山方面へ歩き進んでいく。




 高輪四丁目から港南二丁目方面を望む

 そのユニセフハウスのある通りを南へさらに歩いて行くと、左手にちょっとした細道が見つかります。そのまま進むとこのような景色。その先は階段道になっていて、のんびりした感じに浸れます。アップするもよし、ダウンするもよし、です。

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...途中、櫻は小粋な感じの脇道を見つけると、
 「こっちこっち。予め調べといたんだ。」
 緩やかなカーブ、風情ある階段道、ちょっとした見晴らし。まち探検が得意な櫻らしい選択である。直線距離では四百メートルはある筈だが、品川イーストのビル群がここからだと近くに見える。
 「グリーンマップ的には[すばらしい眺め]、かな」
 「でも、あのビル、海風をブロックしちゃうんでしょ。[考えさせられる眺め]ってとこね。」




 1年中クリスマスのお店

 高輪四丁目のアップダウンに慣れている(覚悟ができている)人でないと、辿り着けない可能性があるのがこちらのクリスマスショップ。第一京浜から案内通りの脇道を入れば、行けなくはないですが、新高輪プリンスホテル方面から来ようとすると、まず迷うと思います。そんな行きにくさ(隔てた感じ)がまた魅力なのかも知れませんね。

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...段々を下り、右折してしばらく歩くと、瀟洒な一角に辿(たど)り着いた。ここだけは別世界。ヨーロピアンな街路と建物で構成されている。そして建物の一つはクリスマス専門店。
 「聞いたことはあるけど、住宅街の一隅にこんな」
 「通年やってるんですけど、やっぱクリスマス時期じゃないとネ」
 店内はカップルの姿が目に付く。同じようにゆっくりしていてもいい筈だが、長居はしない。電車やバスの時間を逆算して動いていることもあり、雰囲気を少々楽しめればそれでいいんだとか。
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尾竹橋から田端へ

2008/04/04 22:33
*「十月の巻 おまけ」〜グリーンマップはブルー 解説編、今回でラストです。

 ここまで千住桜木(西新井橋周辺)について綴ってきましたが、舞台は少し南へ移動します。かつての荒川(現・隅田川)に架かるは尾竹橋。下流方向を望むと「お化け煙突」があった場所が確認できると思いますが、どの程度の高さでどういう見え方だったというのはさすがにわかりません。想像してみるばかりです。



 写真のように、東京水辺ライン(この船は「いちにちゆらり旅」便=11:38通過)も通ります。この近くに船着場があれば、また違った千住桜木探訪ができたかも知れませんね。

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 尾竹橋の停留所からは、[草41]と[端44]の2系統の都バスが利用できます。小説文中では、[端44]に乗って、ウネウネ・ドタバタと帰る設定にしました。(^^; (この路線図中、「王子」「日暮里」の枠を見ていただくと、このバスの曲がり具合がわかるかと思います。)



 田端方面に出るバスは本数が増えるので、時間をあまり気にせずに散策できる。[みんなの森][みんなの公園]などを貼りながら、二人は尾竹橋にやって来た。
 「あら、隅田川ってガチガチねぇ」
 「典型的な垂直護岸。川沿いを歩けるようになっているのが救いかな。」
 「シールネタ... ウーン。このままじゃ[悲しい場所]どまりね。」
 お化け煙突があったと思われる場所を眺めながら櫻は静かに溜息をつく。今日はどうやってもブルーマップ状態から抜け出せない。十三時半近く、ようやく帰りのバスに乗り込んでホッとするお疲れ男女である。

<中略>

...バスは五差路を右折すると、ウネウネと走って行く。千歳の胸中にもその曲がりくねった感じが入り込んできて、苦しい。
 何となく寝入っていた櫻は降りる間際になって千歳の異変に気付く。
 「千歳さん? 大丈夫ですかぁ? 緊張してきた、とか?」
 「エ? あ、降りなきゃ!」
 田端でドタバタとはよく言ったものである。
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水面も水辺も...

2008/04/02 23:07
 前回に続き、西新井橋周辺をご紹介します。(「十月の巻 おまけ」〜グリーンマップはブルーもあわせてご覧ください。)



 河川補修か水面清掃か

 3/31を過ぎたので、今は終わっている筈ですが、この日10/21時点では真っ盛り。「河川工事中」に併記してあるのは、この通り「水面清掃作業」(→参考ですが、これの隣に実は「除草及び維持」を謳う「河川の補修を行っています」看板も出ていて、状態。二つの工事を同時にやっているにしては、あまりそういう印象もなく、何ともわかりにくいのです。

 フェンスの後方には、水面清掃(?)の跡らしき廃棄物の山々が見受けられますが、水面だけでこんな大物が集まるとも思えず、除草前に重機で収集した不法投棄ゴミも含まれているのでは?と思いました。(となると、工事というよりは単に作業でいいような気もします。)

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 ゴミにすっかり気を取られていたが、こっちの水辺では河川補修工事ってのと、水面清掃作業とやらをやっていた。ルートが確保されていたのは工事現場があるが故、だろう。補修の方は何をどう、というのがハッキリしないものの、清掃の方は窺い知ることができた。囲いの外から垣間見えるは、想像を絶する粗大ゴミ(産廃?)の山々。
 「え、水面清掃なのに?」
 「いやぁ、不法投棄を集積しただけじゃ?」




 ここにもこんな漂着ゴミ

 これもそうした補修の一環なのかどうか。橋下の水辺には、丸太の堰、積石、瓦礫をネットでくるんだものなどが配置されています。波を消すためだとすると、ヨシ原の保全が主目的でしょう。漂流・漂着ゴミを遮断するつもりはないのかも知れませんが、もしそうだとしたら、あまり効き目はなさそうですね。漂着現場は見ての通りです。

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 工事現場と西新井橋の間くらいに、水際に出られそうな小径が見つかった。おそるおそる歩き進んでみると、まるで異世界である。干潟面が少ない・・・ というのも、干潟を形成するための川の働きを阻害するような無粋な工作物が設置してあるから、である。ヨシを保全するためとも思えない、丸太の堰、積石、さらには瓦礫様の石をゴロゴロとネットでくるんだもの。
 「自然再生って、これのこと?」
 「ここは一つ小梅さんのトーチャンに聞いてみるか、ね?」
 頷きながらも唇をかみしめ、黙々とその物体を描いていく小梅。先を進む六月は野球の試合経過を掲示するボードの断片を発見して興奮する。「見て見て!」
(櫻)「8・9・10・R... そっかぁ」
(千歳)「これも監督さんに報告した方がいいかねぇ」
(小梅)「えっと、生活ゴミとヘンテコな物体とこのボードと... やっぱ写真も見せた方がいいですよね」
 そんな四人を冷やかすように、ジェットスキーが波を立てて上流方向へ。
 「てことは...」
 「でも、逃げ場がない?」
 三十代ともなればいい大人だが、思わず足が竦んでしまう。だが、ヘンテコな堰とかのおかげで、波は消され、彼等の足元は至って穏やか。波消しの効果をまざまざと見せ付けられる格好になる。

<中略>

 という訳で、千住桜木地区の水辺調査はここでひと区切り。橋の下の水際一帯には、一応[湿原・干潟]の小シールが貼られ、大波小波が描き加えられる。[こどもにやさしい]シールは残念ながら見送り。少しは水辺で安らぐことはできた? いや、まだ穏やかならない。
(櫻)「パッと見はきれいそうだったのに、よく見るとやっぱり流れ着いてるのね」
(千歳)「堰とか石とかで漂着しにくいはずなのにね」
 特大サイズのカップめん容器、古新聞、スリッパ、灯油缶、あとは毎度お馴染み袋類に各種飲料容器等々。
(六月)「ゴミも必死なんですよ、きっと。拾ってほしくて上陸して来るんじゃないかなぁ...」
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グリーンマップとアイコンシール

2008/03/29 23:43
 作者が実物を目にしたのは2005年8月、愛・地球博「地球市民村」会場で出展していた一つ「グリーンマップ館」においてでした。自分が住んでいる、または通勤・通学している地域にしっかり目を向けることは大切とは言え、その手がかりとなるツールは限られるものです。このグリーンマップ®は、調べる人にとっても、それを見る人にとっても、わかりやすいものであることは確かです。良いところも、そうでないところも、とにかく地域をしっかり見据える、そのための好材料と言えるでしょう。(世界共通の「アイコン」は意匠的によくできているのですが、直感的にわかりにくい面もあります。地域によってはオリジナルアイコンを作ったりもしているようです。)

*参考情報→グリーンマップアイコン(かつてはwebサイトでアイコンの一覧がすぐに参照できたのですが...)

*参考画像:各地のグリーンマップ実例(「みらいグリーンマップ展」にて)/アイコンシール(実物見本) ※小説文中では、主にこの中からセレクトして紹介しています。

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十月の巻 おまけ」〜グリーンマップはブルー より

 小梅はアイコンシールを見ながら、何か考えている。
 「ってことは、そういうのってどのシール貼ればいいの?」
 「今も残ってれば、[アートスポット]かもね」
 千歳がとぼけたことを言うので、櫻はあわてて訂正する。シールは貼り直しが利かない。ここは確実に行きたい。
 「ま、ひとまず[歴史あり]ってとこじゃない?」
 「オイラ的には[悲しい場所]かも。親しまれてたのに解体されちゃったんでしょ?」
 六月は時々ジーンと来ることを言う。姉の影響なのかも知れないが、そのセンスは独特である。白地図の下の方、隅田川沿いに「涙する目」シールがこうして貼られることになる。
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